【側弯症】右脇回りの痛

2018/7/29

先日、お身体のメンテナンスでご利用して頂きましたSさん。

(相模原市南区にお住いの10代女性)

初めて、Sさんが当院に来られたのは2年前。

右脇に強い痛みが出た為、まずは整形外科に行かれたそうです。

整形外科では、骨格に歪みが有る為、痛みが出ていると診断されたそうです。

痛み止めと、ロキソニンテープを処方されるも、痛みが取れ無かったそうです。

その後も、整形外科を何件も探しては、診察を受けたそうです。

とある整形外科の先生に、「レントゲンを沢山受けるのは、身体には良くないよ」と言われ、痛みはあるも病院巡りを辞めたそうです。

病院以外で良くなる所は無いかと整骨院や整体院、鍼灸やマッサージと、近所にあるお店や、最寄駅周辺のお店は、ほぼ全て行かれたそうですが、納得が行く結果が得られる事は無かったそうです。

Sさんとお母さんが諦めかけていた時、当院の看板を目にした娘さん、「お母さん、ここにも整体院があるよ!」「まだ行ってないよね?!」と、お店の前からお電話でご予約頂きました。

お母さんと娘さんにお話をお伺いした所「中々良い結果を出してくれるところがない」と、プレッシャーを与えられました。

早速、お身体の状態を診せて頂きました。

私)ん?!側弯症をお持ちですか?

Sさん)はい。整形外科で何度も言われました。それが原因みたいなんです。

お母さん)手術しないと骨格は治らないって病院で言われました。

整骨院や鍼灸院の治療では、治らないって病院と同じ回答をされました。

私)先天性ですか?(生まれつき)

お母さん)いいえ。生まれた時や幼少期には無かったはずです。

私)側弯症の程度や側弯部分の角度、年齢などによって、改善速度に個人差がありますが、Sさんのケースは腰椎部分の側弯がメインになっていて、胸椎にも緩めの側弯がある状態ですね。

当院が、もっとも得意とする側弯症のケースですね。

もう少し詳しく、お身体を見てみると、肩回りの可動域が狭く、特に右腕回りの可動域が狭い状態でした。

骨盤も、側弯症ならではの歪みが出ていました。

一緒に来ていたお母さんにも、Sさんの歪みの状態を、目で見て確認して頂きました。

Sさんには更に、体幹のチェックを行い、歪みのある状態を体感して頂きました。

右脇の痛み以外にも、受験勉強で首と肩回りに重ダルさがあるとの事。

Sさんの希望

「右脇回りの痛みが取れたら、思いっきりダンスがしたいです!」

私)痛みが取れる様、全力を尽くすと共に、側弯症も何とかしたいと思います!

 

初回施術スタート

まず、右脇回りに痛みが出る動きをいくつがチェックしました。

その後、手首と肘を調整しました。

再度、痛みの出る動きをして頂くと、「あれ?!右脇の痛みが殆ど無い!」

お母さん)「え!ホントに?!」

見ていたお母さんもビックリされていました。

今度は、肩の関節に刺激を入れ、肩の可動域を広げるとSさん「腕が楽に上がる!」と、喜んで頂けました。

次に、体幹の筋肉を緩め、骨盤矯正(仙腸関節の歪みを矯正)しました。

そして、鎖骨回りの筋肉を緩めました。

腕の筋肉と筋膜を緩めた後で、手首の調整を念入りにしました。

今度はうつ伏せの状態から、上半身(首と肩)の骨格を整え肋骨の捻じれを調整し、更に骨盤の微調整をした後で、施術前の背骨の状態と施術中の状態で(矯正器具が入っている状態)チェックしてみると、腰の骨が整い始めていました。

一緒に来ていたお母さんにSさんの背骨の状態を見て頂くと、「ホントだ!、さっきより曲がって無いですね!」と、驚いていました。

続いて、下半身の筋肉を緩め足首の調整をしました。

今回の施術で、一番ベストな骨格のポジションまで行けるよう、骨盤矯正の微調整を何度か繰り返しました。

ある程度、骨格が安定した所で、施術終了。

施術後に、体幹のチェックと痛みの確認を行いました。

 

ご利用者様の感想

「首も肩も、痛みがどっかに行っちゃった!」

「これならダンスも出来そうです!」

「姿勢が良くなったからか、背が伸びた気がする」

っと、喜んで頂けた様です。

Sさんの痛みから解放された状態を、お母さんも喜んで頂けました!

お母さんとSさん)「このまま、施術を続けてみようと思います!」と次回のご予約を入れて行かれました。

 

翌週、2回目の施術

私)右脇回りの痛みはありますか?

Sさん)いいえ。ありません。前回の施術後から、痛みは出て居ません。

とても身体の調子が良いです。

と、良い状態がキープ出来ている様でした。

この時は、骨格の歪み(骨盤の歪みと捻じれ)を、念入りに調整しました。

 

更に翌週、3回目の施術

Sさん)身体の調子が良かったので、ダンスをしたら「昔、痛みのあった尾てい骨に痛み」が出始めたとの事。

3回目の施術は、骨格矯正を中心に施術を進め、痛みの原因であると思われる股関節回り(深層外旋六筋)の筋肉を緩めました。

この時も、施術後には痛みが無い状態まで回復されました。

その後も、週に1回のペースで4~6回骨格の矯正を中心に施術を繰り返したところ、大きく歪んでいた腰の骨(腰椎)も,真っすぐに整い始め、残すは胸椎の緩めの歪みでした。

骨格も、大まかには整って来たので7回目は、2週間空けて施術。

この時はSさんのお母さんにも来て頂き、初回施術前の状態と、今回の施術後の経過をお伝えし、Sさんのお身体の状態を確認して頂きました。

お母さん)「側弯症って治るんですね!」何処に連れて行っても、「治らない」と言われていたので、ずっとこのままかと思っていましたが、こんなに短期間で治るんですね。

私)私はお医者様ではないので、治ります治せますとは言えません。(薬機法)

しかし、過去にSさんと同様の事例を、施術させて頂いた事が数例ありました。

同じくらいの年齢と性別だったことを踏まえ、過去の臨床経験と比較しても、これ位の回数と期間で、改善されるんじゃないかと大まかな目安は有りました。

私)しかし、ここからが、かなり重要です。(お身体のメンテナンス)

今回のSさんの場合、生活習慣から徐々に前の状態へと戻る傾向が多いです。

施術は詰めて来なくても大丈夫な状態のようなので、今後のプラントしては、数か月間は月1回の施術になるはずです。

更に安定してきたら、2カ月に1回位は施術を受けて頂く程度で行けるかと思います。

過去の臨床経験の事例を踏まえ、このプランで今の状態から、更に良い状態になって頂けるかと思います。と、お伝えしました。

その後、3~4回くらいまで月一回の施術。

その後は、1カ月半に1回、2カ月に一回と、身体に歪みが出そうになる前に、矯正を繰り返しました。

その後のSさん、大学受験も無事にパスされ、元気に趣味のダンスを続けています。

今回の施術前でも、立った状態からお辞儀をして頂き、背骨のラインを見せて頂きましたが、大きな骨格の歪みは出ていませんでした。(見た目では側弯症と分からないレベル)椅子に腰を掛ける動作で少し歪みが出るのかな?と言った程度に良い状態がかなりの期間キープ出来ている状態でした。

今回も更に良い状態がキープ出来るよう、しっかりと施術させて頂きました。

 

今回の施術時に、Sさんに1つ確認させて頂きました。

その後、お身体のメンテナンスでご利用して頂いている事もあるのか、初回の施術以降、右脇の痛みはここ数年再発していないとの事でした。

同じ様な症状でお悩みの方、若しくは治らないと諦めている方は、当院へ一度お気軽にお電話頂ければと思います。

きっと、貴方様のお役に立てるかと思います。

※当院の施術の範疇では無い場合、正直にお伝えさせて頂きます。

 

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