【夏バテ】身体のだるさ

2018/7/15

当院がオープンした時から、ご来院して頂いているSさん。

(相模原市南区にお住いの50代男性)

定期的にメンテナンスでご利用されています。

身体に痛みが有る訳では無いけど、「身体のダルさが抜けない」との事。

 

早速、お身体を拝見。(施術)

身体の可動域をチェックしてみるも、良い状態をキープ。

骨格の歪みも、それほど出ていませんでした。

まず、体幹の筋肉を緩めました。

次に鎖骨回りの筋肉をしっかりと緩め、腕や肘の筋肉と筋膜を緩めました。

手首の調整をして、うつ伏せ。

上半身の骨格を調整しつつ、骨盤を微調整しました。

下半身の筋肉を緩めて、足首の調整。

上半身の筋膜と筋肉を緩め、内臓の反射点をチェックしてみると、肝臓・胃・腎臓に反応がありました。

反射点から内臓機能をアップさせるべく、刺激を入れました。

※今回使用したテクニックは、カイロプラクティックのCMRT。

(内臓マニプレーション)

やや浅めだった呼吸を調整し、自律神経の乱れを整えて行きました。

最後に、首の調整で終了。

 

ご利用者様の感想

「身体もスッキリ!軽くなりました!」

「お酒が美味しく飲めそうです!」

 

当院のコメント

暑さが続く今日この頃、水分補給をお水などではなく、ビールやお酒で補給されていたSさん。

お酒を取ることで、身体が脱水する事をあまり、ご存知無かったようです。

 

ビール(アルコール)を飲んでも、なぜ水分補給にならないと言われるのか、その理由をご紹介いたします。

水分を補給しても、腎臓は尿として水分を体外に排出します。

この尿が増加することを利尿と言います。

利尿作用が強い飲み物は、補給しても利尿作用で水分を排出していまうので、思ったほど水分が身体に残らないと言われています。

ビールなどのアルコールや、カフェインを飲む事で、飲んだ以上に排尿があります。

夜中や朝に、ノドが乾くのを経験した方も多いのではないかと思います。

脱水の一部の目安

のどの渇き、唇の渇き。

出ていた汗が止まる。

排尿の回数が少ない、若しくは無い。

酷く脱水すると・・・手足のツリや強い脱力感などetc…

 

お茶やアイスコーヒー、お酒(カフェイン、アルコール)を含む飲み物は水分補給にならないどころか、利尿作用で水分を排出して事になるので、逆効果という事になりますね。

水分補給には、経口補水液とスポーツドリンクがベストと言われています。

水分補給は、一回に沢山飲んだとしても、全てしっかりと身体に吸収される訳ではありません。

人間が一時間に処理できる水分は、個人差はあれど、大体200ミリリットルから250ミリリットルと言われています。

これ以上の水分を取り入れたとしても、余計な水分として排出されてしまうだけです。

1日の目安量として、2リットル程度が平均的で、この量を取り入れておくと、脱水症の予防やデトックスにも高い効果を発揮しやすくなります。

コップ一杯程度の水分を1日に68回に分けて飲むようにして頂くと効果的かと思います。

寝る前や入浴前後など、水分が失われるときや、飲む時間を決めるのも良いですね。

コマめに水分補給を刷ることで、身体に吸収させる事が大切です。

水分をしっかりと補給して、この暑い夏を快適に乗り越えましょう!

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