【側弯症】20代女性

2018/8/17

先日、三カ月ぶりにご来院して頂きましたMさん。

(相模原市南区にお住いの20代女性)

初めて、当院に来られたのは1年ほど前。

仕事中、立ち仕事をしている事が多いMさん。ある時から、1時間ほどたっていると、激しい腰痛と左足の痺れに、職場のソファーに横になり、15分ほど動けなくなっていたそうです。

一日に何度も強い痛みに襲われて、痛みが出たら横になり休むを繰り返し、症状が改善しないまま2週間。

仕事にも、生活にも支障を来している状態を、何とかしなければと、病院は勿論、整骨院や整体院を何件も探し、足を運んでいたそうです。

その間も腰の痛みが強すぎて、眠る事もままならない状態だったそうです。

中々思うように改善せず、藁をも掴む思いで、当院に足を運んで頂いたそうです。

初回検査

初回、立位(立った状態)で腰が伸ばせず、座位でも、やや前に屈んだ姿勢でした。

ギックリ腰と、強めの坐骨神経痛(膝下まで痺れ)が、入り混じった様な症状でした。

腰に、ギックリ腰特有の強い緊張があると共に、骨盤の傾き(側弯症?)が強く、腰椎部分の側弯が強く出ている状態でした。

私)「側弯症をお持ちですか?」と、お伺いしました。

Mさん)「先日、整形外科で、そのように診断されました。」

「腰椎の椎間板に、ヘルニアもあるとも言われました。」との事でした。

側弯症のイラストです。

「側弯症」の画像検索結果

初回施術

腰回りの痛みが強すぎて、施術するにも、体位を変える事すら難しい状態だったので、まずは、手首・肘の関節と筋膜を調整。

Mさん)「あれ?!さっきより痛みが少なくなりました!」

すると、痛みはあったが、少しずつ身体が動けるようになってきたので、足・膝・腰回りと下半身の筋膜を緩めました。

するとMさん、痛みが激減した様で、「痺れていた足の感覚が出てきました!」と、険しい表情がほころび、笑顔が見え始めました。

お身体に変化が出始めた様だったので、痛みの確認と、身体のバランスをチェックする意味合いで、歩行チェックをしました。

来店時の痛みに比べたら、腰も足も3割程の痛みになってます。と、ビックリされていました。

先ほどは痛みが強すぎて出来なかった仰向けと、うつ伏せも出来る位に、痛みが軽減して来ました。

念のため、SLR(ストレート・レッグ・ライジング・テスト)検査をしてみると、左足で陽性反応がでました。

側弯症の方特有の、骨盤の歪み・傾き・捻じれを、出来る限り整えるべく、まずは仰向けの状態から、緊張していた体幹の筋肉をゆっくりと緩め骨盤矯正(仙腸関節の矯正)ました。

今度は仰向けの状態から、鎖骨回りと腕や肘の筋肉を緩め、手首を調整ました。

今度は、うつ伏せの状態から、上半身の骨格をアプローチ、首と肩のポジションを良い姿勢がキープ出来るように矯正しながら、強く歪みのあった骨盤の捻じれと傾きを同時に矯正しました。

下半身の緊張していた、ハムストリングスや凱旋六筋をストレッチなどを織り交ぜながら、ご利用者様に負担が掛からない様、最善を尽くしながら緩め、足首を調整しました。

緊張していた、上半身の筋肉と筋膜を緩め、今度は仰向けの状態から、首の調整をして終了。

来院時、痛みで伸ばせなかった腰も、しっかりと伸びて、良い姿勢が出来ていまいした。

初回施術後、ご利用者様の感想

「先生!、痛くありません!」

「一回でこんなに良くなるなら、治るまで続けたいです!」

「本当に、ありがとうございます!」と、感激されていたのを、昨日の事の様にしっかりと覚えています。

1週間後、2回目の施術

Mさんの第一声、

「先生!施術の後から、眠れるようになりました!」

「慢性的にあった便秘も、解消されました!」

「前回の施術後から数日間は、殆ど痛みも無く、とても楽でした!」と、興奮気味でお話されていました。

初回のような強い痛みでは無いのですが、中腰の姿勢や長時間立っていると、腰に強めの痛みと、左足のシビレが出始めてくる様でした。

仕事中に、ソファーに横にならなくても大丈夫な位、痛みが軽減してきています。と、今回の状況をお話頂けました。

検査

前回、陽性反応だったSLR(ストレート・レッグ・ライジング・テスト)検査をしてみると、左足で陰性反応がでました。

2回目の施術

まずは、下半身の筋膜からアプローチし、中腰で出る痛みを緩和しました。

今度は仰向けの状態から、体幹の筋肉を緩めながら骨盤(仙腸関節)を矯正しました。

次に、鎖骨回りと腕や肘の筋肉を緩め、手首を調整ました。

今度は、うつ伏せの状態から、上半身の骨格をアプローチ、首と肩のポジションを良い姿勢がキープ出来るように矯正しながら、前回強く歪みのあった骨盤の捻じれと傾きを同時に矯正しました。

前回は異常緊張していた為、アプローチをしなかった腰の筋肉と、左股関節回り(外旋六筋や殿筋群)を、痛みが出ない程度にストレッチし緩めて行きました。

下半身の緊張していた、ハムストリングスやふくらはぎの筋肉を、ストレッチなどを織り交ぜながら、ご利用者様に負担が掛からない様に緩め、足首を調整しました。

今度は仰向けで、首の調整をした後、詰まっているだろう、腰椎の間隔を広げるテクニックをして2回目の施術を終了しました。

1週間後、3回目の施術

その後の状況をお伺いした所、「日に日に、身体が回復してくるのが分かります!」と、おっしゃるMさん。

前に有った腰の痛みから、痛みの場所が変わって来ました。

今は、左のお尻から膝の裏にかけて、痛みとダルさが出たり出なかったりの状態だそうです。前にシビレが強かった、左足首の裏に違和感もあるとの事。

3回目の施術スタート

左股関節の辺りに痛みが有る事から、まずは下半身の筋膜からアプローチして、痛みを軽減して行きました。

体幹の筋肉を緩めて、右仙腸関節の調整をしました。

次に、前回と同様に、鎖骨回りと腕や肘の筋肉を緩め、手首を調整ました。

今度は、うつ伏せの状態から、上半身の骨格を整えるべく、首と肩のポジションを矯正しました。

前回、歪みのあった骨盤の捻じれを矯正し、脳と身体に記憶させて行きました。

今回は、左の股関節周辺に強い緊張がありましたが、少し触れるだけでも痛みが出て居たので、前回と同様のテクニックで左股関節回り(外旋六筋や殿筋群)を、痛みが出ない程度にストレッチし緩めて行きました。

前回も緊張の強かった下半身の筋肉、ハムストリングスや、ふくらはぎの筋肉をストレッチなどを織り交ぜながら、ご利用者様に負担が掛からない様に緩め、足首を調整しました。

今度は仰向けの状態から、首の調整をした後、腰椎の間隔を広げるテクニックをしました。

最後に、首の調整をして3回目の施術を終了しました。

当院のコメント

Mさんのケースですと、痛みが完全に取れきれるまで、4回目の施術で無くなりました。

側弯症も8回目の施術で、ご本人様でも気にならない位まで、改善されていました。

9回目の施術(月に一回のペース)

日常生活では、痛みは出なくなったと言うMさん。

痛みは無いそうですが、左の臀部に違和感があるとの事。

前から比べてみても、日に日に回復されていました。

検査

お身体のバランスを診せて頂きましたが、骨格に大きな歪みも出ておらず、左腰回りの筋肉に緊張があるかな?!と言った様子でした。

9回目の施術

まず、肩回りや腰回りの可動域を広げる為に、足先から筋膜を緩めました。

そして、肩回りの可動域を再度チェックすると、両肩の可動域が広がりました。

次に、骨盤の歪みを誘発させない様、体幹の筋肉を緩め、骨盤を調整をしました。

今度は仰向けの状態で、鎖骨回りの筋肉と肩・腕・指の筋肉と筋膜を緩め、手首の調整をました。

次に、うつ伏せの状態になって頂き、首と肩の骨格を整えながら、肋骨のポジションを調整しつつ、骨盤の微調整をしました。

その後に、下半身の筋肉を緩め、足首の調整をし、首肩回りの筋肉と筋膜を更に緩めました。

今度は仰向けの状態から、首の調整をしました。

最後に自律神経のバランスを整えて、9回目の施術を終了しました。

当院のコメント

今では、3カ月に一回のメンテナンスで、骨格も良い状態をキープしつつ、強く痛みの有った腰も、再発していないそうです。

初診から、6回までは週1回のペースでご来院して頂きました。

7回目から2週間・3週間と、身体が良い状態をキープ出来ていることを確認しながら、今では3カ月間、間隔を空けても大丈夫な位になりました。そろそろ当院を卒業して頂けそうですね。

側弯症の治療法例

側弯症を改善する為には、今現在の治療法は2種類有ります。

①手術

関連画像

背骨に金具を固定し、歯の矯正の様に背骨の配列を整える方法。

②側弯症用の矯正器具を装着する方法。

「側弯症 治療法 器具」の画像検索結果

矯正器具を装着し、歪みを矯正する方法があります。

当院では、側弯症の方に共通して出て居る骨盤の捻じれや傾き、仙腸関節のズレと、上半身の骨格(肩甲骨や首のポジション)を正し、肋骨の捻じれも調整しています。

当院の骨格矯正法は、楔形のブロックで骨盤を矯正するブロック矯正を採用しております。

このような器具を使い、骨盤を整えて行きます。

痛みも無く、ボキボキしません。女性やお子様にも安心でソフトな骨盤矯正です。

良い骨盤の位置を時間を掛けながら、ゆっくりと脳とや身体に記憶させる事で、矯正効果が長持ちします。

当院は施術を受けて頂く前に、身体の歪みがどのように出ているか、現状どのような状態かを、スマホで撮影します。施術後、再度スマホで撮影し、ビフォアーとアフターを見比べて頂いております。


当院の骨格矯正の特徴

骨盤の歪みを詳しく検査し、説明させて頂きます。

骨盤の仙腸関節に歪みがあるのか?

骨盤自体が傾いているのか?

骨盤が捻じれているのか?

複合的に歪みがあるのか?

これらの歪みの状態を、目で見て確認出来ます。

歪みがある事で、身体はアンバランスな状態です。

アンバランスな状態を、身体でも体感して頂けます。(歪みが有った場合)

術後、良くなった状態も体感して頂けます。

結果、施術の効果を実感して頂けるはずです。


骨格が整うと、どうなるの?

※一部をご紹介いたします。



1.姿勢が良くなります。

姿勢が良くなると、ボディーラインが綺麗に見えます。

2.身体の回復力が上がります。

骨格でしっかりと身体を支える事が出来るため、筋肉に余計な負担が少なくなります。

3.集中力が上がります。

良い姿勢がキープできるので、集中力がUP!※個人差はあるかと思います。

学校の先生や塾の講師も共通して「姿勢が良い子は成績が良い」と、言われます。

※悪い姿勢だと、足を組み替えたり、肩肘を付いたりし、集中力が低下。

この様に骨格が整う事で、良い効果沢山あります。

証明写真が気になる?!

女性の方に多い例ですが、証明写真を撮った時に「肩が下がってるのが気になる」と言われる方や、「頭が傾いているのが気になる」と言われる方々もいらっしゃいます。

骨格を整える事で、その日のうちに良くなる方もいらっしゃいます。

しかし、長年の歪みから骨格を整えただけでは、すぐに改善されないケースでも、筋肉のバランスが整いだすと、肩の高さも改善されるケースがとても多いです。

側弯症の方で長年コンプレックスをお持ちだった方々も、当院の施術を通じて、症状が改善され喜ばれています。

※効果を保証する訳ではありません。が、側弯症で、ご利用者様のすべての方々が変化を感じて頂いております。

※症状の改善や回復には、個人差があります。

当院の、側弯症の改善方法と考え方

歪みを一つ調整すると、歪みのひずみが別の場所に出ます。

例えば、右の肩が前に出て居る方の調整をしたとします。

すると、身体全体がやや右に流れている状態から、上半身は整ったとしても、下半身にひずみが伝わり、骨盤が左に流れます。

そこで、肋骨の調整などを調整しながら骨盤を調整すると、ひずみの帳じりが背骨の配列が整うことで打ち消されます。

しばらく時間を置きながら、脳と身体に良い状態を記憶させて行きます。

ある程度時間を置いたのち、筋肉や筋膜を緩め、再度骨格の歪みを確認し微調整をしながら、更に良い状態を身体に記憶させて行きます。

この様に、当院では施術を行います。

痛みも無く、ご利用者様も納得して頂ける結果が出るはずです。

施術効果には、個人差がございますが、同じような症状でお困りの方は、一度当院へご連絡ください。

きっと、貴方様のお役に立てるかと思います。